2022.09.03

持久力/呼吸代謝テスト(CPX)

みなさん、こんにちは!
今回は、持久力!体力づくり!ダイエット!を効率よく行う方法・考え方を
ご紹介していこうと思います。

ダイエットしている方で、こんな決まり文句聞いたことないですか?

「20分以上動き続けないと脂肪は燃えないよ」
結論、そんなことないです。


脂質(脂肪)は時間に関係なく燃えています。
ちなみに、
人が動くときのエネルギーは
3大栄養素の

◎糖質
◎タンパク質
◎脂質

がエネルギーとなって動きます。

栄養素を分解してエネルギーに変換するまでの値を呼吸商という値で表します。

糖質は1
タンパク質は0.8
脂質は0.7

が呼吸商となります。

運動量が大きくなると1に近づいてきます。

故に「20分動かないと脂質が燃焼しないというのはデマである」


要するに、呼吸商が1を超えてしまうと糖質優位になってしまうので
いかに、脂質優位の時間を長く維持できるかがポイントになってきます。

その為には
脂質を優位に使える身体に鍛えていく必要があります。

代表的な方法としてはLSD(Long Slow Distance)
長い距離を(時間)ゆっくり走ることです。

肝は【ゆっくり走る】です(個々によって速さはことなります)

速く走ってはぁはぁ・・・!として汗をかいてよしよし!と思っている方もいますが、
ゆっくり走って
少しハァハァ・・・!の方が脂質の燃焼時間はは長いかと思います\(^o^)/


これを継続して走っていくことで
脂質を優位に使える身体になるのではないかと考えています。

どのぐらいの速さで走ればいいの?と疑問が出てくると思います。
正確に知りたい場合は【呼吸代謝テスト】を行うことで
効率よく練習できる数値を知ることができます。

詳しくはこちらからHPに飛んでいただければと思います。


だいたいでよければ、5~6割の速さでいいかと思います。


私も過去に呼吸代謝テストを行いました。
3回目のマラソンを走る前に行いました。

結果すぐに糖質優位になってしまう体質でしたが、
コツコツと言われた速さで行った数か月後には、脂質優位のエネルギー変換体質に
なっていました。
疲れることはなく、日常生活も非常に楽だった記憶があります。

ちなみに、3回目のマラソンの記録は1時間ぐらい縮めて3時間36分!
(最後の2kmのラップが1番速かったです(*´▽`*))


これから、マラソン(5km、10km、ハーフ)を始めたい方は
とても有効ではないかなと考えています。

あと、効率よく健康にダイエット、シェイプアップをしたい方にも
有効です。

その他、競技を行っている方のパフォーマンスアップにも有効です。
(プロ選手のメディカルチェックにも使用されています)


闇雲に行うのではなく根拠のある数値を知って行う!
これこそ新の持久力ではないかと思います。

次回は、競技アスリート偏の持久力について
わたくしの考えを載せようかと計画しています。